N0.79
「茶巾寿司・ふくさ寿司」
※薄焼き卵を作る時に、片栗粉を加えると破れにくくなります。しっとりとしたきれいな薄焼き卵を焼くには、フライパンの温度は中温くらいが良いです。卵液をさっと全体にのばし(卵液は入れすぎたら戻す)、弱火でじっくりと焼き、周りが乾いてきたら箸で軽くはがして、両手で持って裏に返します。裏はさっと焼くだけ。卵液を乾かすような気持ちで焼くと上手に焼けます。

材料:4人分

米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2合
寿司酢(市販)・・・・・・・大さじ2〜3
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個
A
 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
 水溶き片栗粉・・・・・・・・・
 (片栗粉 小さじ1・水 小さじ1)
 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
サラダ油・・・・・・・・・・・・・適量
干ししいたけ・・・・・・・・・2枚
人参・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4本
かんぴょう・・・・・・・・・・・10g
B
 しいたけの戻し汁・・・・1/2カップ
 しょうゆ、砂糖・・・・・・各大さじ1
うなぎ(タレ焼き)・・・1/2尾
たくあん・・・・・・・・・・・・・4枚
三つ葉・・・・・・・・・・・・・・・1/2把
無頭えび・・・・・・・・・・・・・4尾

作り方

  1. 干ししいたけは1カップの水で戻す。かんぴょうも袋の指示通りに戻しておく。
  2. 米は炊く30分前に洗ってザルにあげておく。普通よりも少な目の水加減にして、固めに炊く。
  3. 干ししいたけ、人参は粗みじんに切る。
  4. Bを鍋に入れて火にかけ、3と1のかんぴょうを加えて弱火で煮る。かんぴょうは別皿に取りだしておく。
  5. ボウルに卵を割り入れ、Aで調味する。
  6. テフロン加工の卵焼き鍋を中火で熱し、サラダ油少々をひく。5の卵液を玉じゃくしで適量入れて、中火で乾かすように焼き、薄焼き卵を8枚作る。4枚は正方形に切る。
  7. 炊き上がった2を温かいうちに飯台にあける。寿司酢を少しずつ加え、うちわで扇ぎながら木しゃもじで切るように混ぜ合わせて、寿司飯を作る。
  8. うなぎは4〜5mm幅に切り、たくあんは粗みじんに切る。三つ葉はさっと茹で、4本は飾り用に長いものを取り分ける。残りは粗みじんに切り、しっかり水気を絞る。
  9. 7に4のしいたけ、人参と、8のうなぎ、たくあん、粗みじんにした三つ葉を加えてさっくりと混ぜ合わせる。
  10. 6で作った薄焼き卵4枚に9の1/8量ずつをのせ、ふくさ包みにする。8で残しておいた三つ葉を結び、塩茹でした無頭えびを飾る。
  11. 正方形に切った薄焼き卵にも同様に9をのせ、ひだをたたむようにしながら茶巾形に包む。4で取り分けておいたかんぴょうで結ぶ。